【小説】少年時代をテーマにした本 『夏の騎士』百田尚樹
ーあの夏、僕は「勇気」を手に入れた。ー
【内容】
人生で最も大切なもの。それは、勇気だ。ぼくが今もどうにか人生の荒波を渡っていけるのは、31年前の出来事のおかげかもしれないー。昭和最後の夏、ぼくは仲の良い友人2人と騎士団を結成する。待ち受けていたのは、謎をめぐる冒険、友情、そして小さな恋。新たなる感動を呼び起こす百田版「スタンド・バイ・ミー」、遂に刊行。
約3年ぶりの百田尚樹さん渾身の長編小説。
『夏の騎士』読了後は、12歳の主人公たちの勇気ある行動に胸が熱くなったのと同時に、自分の過去がフラッシュバックして懐かしい気持ちでいっぱいになる٩( ᐛ )و<しみじみ〜
小学時代、友達と学校の帰り道に知らない道を通って冒険したことや、好きな男の子と一緒に遊んだ時に感じたなんとも言えない高揚感、あの頃の夏の、風とともにただよってくる草木の匂いの記憶をも思い起こさせてくれて、微笑ましい気持ちになった。
自分の少年期がよみがえる、大人にこそ読んでいただきたい一冊。
【著者紹介】
百田尚樹(ひゃくた なおき)
放送作家として「探偵!ナイトスクープ」などのテレビ番組で活躍後、2006年に『永遠の0』で作家デビュー。